セゾンカードマニア Daily dialy with Saisoncards

リフィニティブ・ジャパン株式会社 2019年度の「DEALWATCH AWARDS」を発表

リフィニティブ・ジャパン株式会社 2019年度の「DEALWATCH AWARDS」を発表

リフィニティブ・ジャパン株式会社 2019年度の「DEALWATCH AWARDS」を発表

 更新日:2020/5/1



リフィニティブ・ジャパン株式会社 DealWatch、2019年度の「DEALWATCH AWARDS」を発表

2020年3月31日
リフィニティブ・ジャパン株式会社の「DealWatch」は、2019年度に国内資本市場において債券や株式を発行した優秀な発行体、海外でオファリングを行った本邦発行体および案件を運営した引受証券会社を称える賞「DEALWATCH AWARDS 2019(ディールウォッチ・アワード2019)」を発表しました。
DEALWATCH AWARDSは、日本関連の資本市場の育成・拡大に資することを目的に 1995年に設置されました。「本邦市場が世界の主要市場としてさらに発展していく」という観点から、アワードは発行市場における適正なプライシング、流通市場に移行した後の価格形成、資本市場の発展への貢献や創意工夫などを考慮し選定されています。
2019年度の DEALWATCH AWARDS は、「総合」、「社債」、「地方債」、「非居住者円債」、「サステナブル・ファイナンス」、「株式」の計6部門で構成されています。総合部門では発行体に「三井不動産」、引受ハウスには「野村證券」がそれぞれ選定されました。
賞の選考方法は、まず主幹事実績やシンジケート団参加の実績がある引受証券会社や機関投資家にアンケートを依頼し、該当会計年度の案件から各部門の受賞候補を推薦して頂いています。2006年度からは、希望する証券会社からの自薦を受付け、DealWatch編集部が、選定された候補案件や候補者をDealWatch Awards判断基準にのっとり、さらに吟味・選考した結果、最終的に受賞案件、受賞者を決定しております。

DealWatchについて

DealWatchは日本の企業および地方公共団体、非日系発行体の資金調達活動をリアルタイムにリポートする日本語のスクリーンニュースサービスです。その速報性、正確性、専門性の高さには定評があり、信頼できる資本市場情報として、市場関係者から支持を得ています。主幹事・引受等のリーグテーブルは、客観的かつ公平な指標として、発行体の主幹事選定や引受業者のマーケティング活動において幅広く活用されています。

リフィニティブについて

Refinitiv(リフィニティブ)は世界有数の金融市場データのプロバイダーで、約190カ国で4万社を超える企業・機関にサービスを提供しています。先導的なデータとインサイト、トレーディング・プラットフォーム、市場データ・インフラストラクチャー、オープン・テクノロジー・プラットフォームを通じて、世界の金融市場コミュニティを相互に接続し、発展を支えます。それによりトレーディング、投資、ウェルスマネジメント、規制およびマーケットデータ管理、企業が抱えるリスク、金融犯罪追跡などの分野において進化をもたらす先駆者としての役割を果たしています。

リフィニティブ・ジャパン株式会社 2019年度のDEALWATCH AWARDS受賞一覧

総合部門
<Issuer of the Year>
三井不動産
年度内に 3 回資本市場へアクセス。いずれの案件も投資家の目線に沿った水準で起債した。不動産セクターに対する投資 家のモメンタムの改善に貢献。主軸年限のほか、50 年債やグリーンボンドなど幅広い商品を提供した。

<House of the Year>
野村證券
本邦資本市場のさらなる発展に向けリーダーシップを発揮した。価格の透明性や案件運営における効率性の向上を追求す ることで市場の活性化に貢献。新たなソリューションを提供することで発行体・投資家双方の裾野を広げた。

社債部門
<Bond Issuer of the Year>
パナソニック
国内債で 1000 億円、グローバルドル債で 25 億ドルを発行し、国内外の資本市場を活用して大型ロットでの資金調達を実現 した。投資家の声を反映させる丁寧な起債運営で存在感を示して、19 年度を象徴する発行体となった。

<Bond House of the Year>
三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券
国内最大規模のハイブリッド債を手掛けるなど同商品の市場拡大に貢献。急速に普及するサステナブル・ファイナンスでも 市場拡大に向けて尽力した。過去最高水準の発行量となる債券市場で、価格の透明性を高める議論にも積極的に取り組んだ。

<Bond of the Year>
第 1 回武田薬品工業債 (5000 億円、60 年 NC5 年 4 ヵ月、劣後債)
三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券/SMBC 日興証券/みずほ証券
発行額は 5000 億円と国内最大のハイブリッド債。投資家との対話を通して適正水準を追求する丁寧な起債運営で市場関係 者から圧倒的な支持を集めた。ハイブリッド債の発行体および投資家層の裾野の拡大にも貢献した。

<Debut Debt Deal of the Year>
第 1 回スシローグローバルホールディングス債 (50 億円、 5 年)
野村證券/みずほ証券
第 2 回スシローグローバルホールディングス債 (50 億円、10 年)
野村證券/SMBC 日興証券/みずほ証券
外食産業という国内社債市場で珍しい業界からの登場となり、発行体の裾野を広げる役割を果たした。事前のデット IR で投 資家の声を反映させた起債運営を実施した。成長戦略として社債市場を活用したことも評価された。

<Innovative Debt Deal of the Year>
第 1 回野村総合研究所債 (2500 万円、3 カ月、私募デジタルアセット債、自己募集)
第 2 回野村総合研究所債 (500 万円、3 カ月、私募デジタル債、引受人:野村證券)
これまでの社債市場には存在しなかった「デジタルアセット」や「ブロックチェーン」という新たな技術を持ち込んだ。私募債で 少額ながらも、市場の可能性を広げた意義は大きく、革新的な案件となった。

<Offshore Bond House of the Year>
ゴールドマン・サックス
リーグテーブルで市場シェア、案件数とも首位。本年度を代表する案件であるパナソニックのドル建て債や日本生命保険の ドル建て劣後債でブックランナーを務め、海外投資家に適正水準で日本銘柄のクレジットを提供した。

<Offshore Bond of the Year>
パナソニックドル債 (10 億ドル、3 年)
ゴールドマン・サックス/モルガン・スタンレー/BofA セキュリティーズ
パナソニックドル債 (10 億ドル、5 年)
ゴールドマン・サックス/モルガン・スタンレー/BofA セキュリティーズ
パナソニックドル債 (5 億ドル、10 年)
ゴールドマン・サックス/モルガン・スタンレー/BofA セキュリティーズ
本年度の国内事業会社として最大となる 25 億ドルを発行。ロードショーを通じてクレジット・ストーリーを浸透させた。事業法 人銘柄の希少性や適正なスプレッドが評価され、幅広い投資家層から旺盛な需要を獲得した。

地方債部門
<Local Government Bond Issuer of the Year>
千葉県
毎年半期の最初に主幹事方式で起債する方針を貫いている。本年度も地方債主幹事方式の満期一括償還債と定時償還債 のトップバッターを務めることで水準を示して市場の流れを作り、後続案件に大きな影響を与えた。

<Local Government Bond House of the Year>
野村證券
市場環境を把握し、適正水準を追求した起債運営を徹底。果敢に水準調整を行い、下限金利導入の議論を主導して需給の 安定化に努めた。主幹事リーグテーブルは 2 年連続の首位で、質・量ともに市場の活性化に貢献した。

<Local Government Bond of the Year>
東京都公募公債第 792 回 (200 億円、10 年)
金利急低下による利回り不足を補うため、先行にとらわれることなく下限利率を導入。10 年地方債の需給不安、さらなる金 利低下への警戒感の払拭に大きく寄与した。新たな投資家の開拓にもつながった。

非居住者円債部門
<Cross-border Yen Bond House of the Year>
みずほ証券
非居住者円債リーグテーブルで 4 年連続の首位。市場の拡大基調にあるユーロ円・グローバル円債やソブリン発行体の起 債もほぼ全て関与して存在感を示した。同市場で初めての 30 年債を手掛けて投資家の運用ニーズに応えた。

<Cross-border Yen Bond of the Year>
第 8 回インドネシア共和国債 (757 億円、 3 年)
大和証券/みずほ証券/野村證券/SMBC 日興証券
第 9 回インドネシア共和国債 (802 億円、 5 年)
大和証券/みずほ証券/野村證券/SMBC 日興証券
第 10 回インドネシア共和国債 (45 億円、 7 年)
大和証券/みずほ証券/野村證券/SMBC 日興証券
第 11 回インドネシア共和国債 (76 億円、10 年)
大和証券/みずほ証券/野村證券/SMBC 日興証券
第 12 回インドネシア共和国債 (40 億円、15 年)
大和証券/みずほ証券/野村證券/SMBC 日興証券
第 13 回インドネシア共和国債 (50 億円、20 年)
大和証券/みずほ証券/野村證券/SMBC 日興証券
サムライ債市場でアジアの発行体として最大の起債。6 トランシェで、短中期で発行額を伸ばしつつ、超長期で絶対値を確保 する起債運営で幅広い投資家需要に応えた。アジアの発行体の存在感が高まった本年度を代表する案件となった。

サステナブル・ファイナンス部門
<Sustainable Finance Issuer of the Year>
ANA ホールディングス
ESG 経営を中核に据えた中期経営戦略に基づき、国内事業会社として初めてソーシャルボンドを発行。18 年の航空会 社初のグリーンボンド発行に続き積極的に資本市場を活用することで持続可能な社会づくりに取り組む。リフニティ ブの ESG スコアでも高順位。

株式部門
<Equity Issuer of the Year>
フリー
クラウド会計ソフトを展開し、国内クラウド市場でシェア首位を誇る。SaaS 企業として赤字上場となったが、国際基準の KPI を開示するとともに著名投資家の投資表明を英文目論見書に記載するなど、先進的な取り組みを行った。

<Equity House of the Year>
野村證券
徹底した慎重な案件運営で投資家心理を改善させ市場の正常化に貢献。新たな株価算定法を導入し、優良投資家と対 話をする戦略的なマーケティングで後続案件につなげた。新たな商品も提供して市場の活性化にも寄与した。

<Equity Deal of the Year>
リクルートホールディングス
[受渡日 09/18] モルガン・スタンレー・インターナショナル/野村證券/メリルリンチ日本証券/ゴールドマン・サックス証券 株主 13 社の意向を取りまとめて追加売却の懸念に対処するとともに政策保有株式の解消で資産効率の向上に貢献。中長 期的な株主構成を視野に海外の長期保有投資家を獲得した。本件終了後の自社株取得で株主還元も行った。

<IPO of the Year>
Sansan
[払込日 06/18] 野村證券
赤字企業に対する警戒感が広がる中で、想定仮条件をレンジで設定する戦略的なマーケティングを実施。EV/Sales を本邦 市場で初めて導入して丁寧に説明することで、優良投資家が SaaS 企業への理解を深め参加する機会になった。

<Equity-linked Product of the Year>
ローム 2024 年満期ユーロ円 CB (400 億円、5 年)
ゴールドマン・サックス・インターナショナル/野村インターナショナル
株主還元を一層強化し、資本効率の改善を図るため自己株式の取得を目的としたユーロ円 CB を発行。転換プレミアムを高 い水準に設定するとともに転換を抑制する負債性の高い商品設計で財務バランスの再構築を実現した。

<J-REIT Deal of the Year>
SOSiLA 物流リート投資法人
[払込日 12/09] SMBC 日興証券/大和証券/みずほ証券
J-REIT の IPO で長く続いていた初値の公開価格割れに終止符を打った。スポンサーの信用力や好立地物件が高い評価を 得る中、割安感のあるプライシングで需要を集めた。

<Innovative Equity Deal of the Year>
カーブスホールディングス
[払込日 03/01] 三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券
2017 年に導入されたスピンオフ税制を活用して上場した国内初の案件。親会社のコシダカホールディングスとともにそれぞ れの成長戦略を明確化し、新たなスキームでの分離を選択した。組織再編の活性化に向け一石を投じた。